ひつじ仕事。
久々のひつじブログ更新です。
ブログの更新はしていませんでしたが、ひつじ作業はスローペースながらも黙々とやっていました。そんなこんなのご報告です。
私は月に一度、仙台にあるうれしやさんの糸紡ぎ部に参加しています。この糸紡ぎ部では、山梨にあるワイナリーで飼われている羊ちゃんの毛を送ってもらっていて、その羊毛を使ってフェルトにしたり糸にしたり染めをしたり、いろいろなひつじ仕事をしています。ありがたいことに、私はここで羊毛のいろいろを学ばせてもらっています。
写真の毛糸たちは、糸紡ぎ部でいろいろ教えてくださっている良子さんの手染めの手紡ぎの毛糸たち。右上の籠にはいっているのは草木染で染めた毛糸たちだそう。シャーベットブルーのきれいな水色はなんと藍の生葉で染めたんですって!藍の別な一面を垣間見たような気がします。
ふふふ。これは私が紡いだ毛糸。がんばりました。笑
紡いだ毛糸をレインボーに染めてみたり。
洗った羊毛をそのまま染めてみたり。
自主練では栗のイガを煮出した煮汁で草木染してみたり。
早速紡いでみたり。
秋のめぐみ、ほっこりマロン色。
そのマロン色の羊毛に原色を混ぜて紡いでみたり。
これは食品のトレーに羊毛を巻いてフェルト化させて、ニードル針で模様を埋め込んで作った小物入れ。
羊毛って幅広い。。
あ、でも上の毛糸たちは全部サフォークではございません。
※サフォークに関してはこちらから→ ひつじ事情
サフォーク種は食肉用でその毛は短く弾力に富んだ毛質なのでかつては布団の中綿に使われていた毛。そしてもう中綿として使われることも少なくなり、使い道があまりないというサフォーク羊毛。山梨のワイナリーの羊さんたちはサフォークではなく、違う品種。サフォークよりも毛が長く、柔らかい。そしてまるでシルクかのようなしっとりとした柔らかい毛質の子もある。その子の毛はカーディングしなくてもいいくらいに毛並が良く、あきらかなに上質な手触り。この子を糸にしたらなんと艶やかな糸ができあがるのだろう、、、と妄想してしまうくらいなんです。
ひつじの品種によってこうも違うものかと勉強になりました。。
でもサフォークにはサフォークの良さがあることも再認識しました。
つぶしてもつぶしても押し返すほどの弾力!
もこもこ感!
強いぞ!
よっ、荒くれ者!!
的な感じです。
ということで、今は試しでサフォークで極太毛糸を紡いでいます。
よっ、極太!!
さて、何ができるかはお楽しみということで。。
これから試作の日々が続きそうです。